栃木レザーについて

昭和12年創業、昔ながらの鞣(なめ)し製法を承継。 “フルベジタブルタンニンレザー”は、熟練の職人一人ひとりが手間暇かけて作り上げた、栃木レザーが誇る革です。 “フルベジタブルタンニンレザー”は、文字通り植物性の天然成分で作られたタンニンで鞣された革を指します。使用しているのは、有害な物質を一切使わずアカシア系の樹木、ミモザの樹皮から抽出された樹脂のタンニンです。 鞣し工程では、タンニンを浸したピット槽に皮一枚一枚を漬け込んでいきます。その期間は、実に20日間。長い時間をかけて鞣されたあとには、染色によって色が付けられます。 革が本来持つ風合いを生かした製法なので、使うほどに革の油分がにじみ出てくるのが、フルベジタブルタンニンレザーの特徴。色艶が増し、エイジングを楽しめる革が仕上がります。